Montag, 7. Januar 2013

【外信コラム】赤の広場で 冬→ウオツカ→自殺?

【外信コラム】赤の広場で 冬→ウオツカ→自殺?
日本の自殺率の高さは大きな社会問題だが、ロシアでも状況は深刻だ。国営の研究所によると、昨年のロシアで自ら命を絶ったのは3万566人。人口10万人あたりの年間自殺者は21人超にのぼり、韓国や日本などとともに最も自殺率が高い部類に入る。 ソ連崩壊後の混乱期からみれば全体的な経済事情は好転しており、自殺者数も1990年代のピークから減少している。それでもなお自殺が多い理由には、日常生活で強いられるロシア社会特有の緊張や、精神科で受診することへの人々の抵抗感が挙げられている。 さらに、多くの専門家が指摘するのはロシアの“国民病”であるアルコール依存だ。酒は飲んでいるときには気持ちいいが、飲み過ぎようものなら、翌朝になって妙に沈鬱な気分になるものだ。アルコールのこうした負の作用が、自暴自棄をもたらしかねないのだという。 この意味で、ロシアの長い冬は要注意だ。日が短いために気持ちも暗くなりがちで、娯楽は少ない。外は氷点下の雪道だから、ついつい外出もおっくうになる。家にこもり、テレビを前に鬱々と酒を飲んでしまう人が少なくないのだ。 モスクワの街もすっかり雪化粧した。健康管理に気を付け、厳しい冬を乗り切りたい。(遠藤良介)
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