賞金王を争う同組の谷口が舌を巻く。「何回も一緒に回っているけど、あんなすごい藤田を見たのは初めて。ハーフで帰りたい気分だったよ」とぼやくしかなかった。 大会レコードに並ぶ61を出されては、当然かもしれない。パーオンできなかったのは4番の1回だけ。それほど、藤田のショットは切れていた。パッティングも出だしの1番(パー4)で2メートルのバーディーパットを外して「おやっ」と思わせたが、2番(パー3)、12番(パー4)でともに13メートルの長いバーディーパットを決めるなど「先週まで右に開くストロークになっていた」のがきっちり修正されていた。今週替えたパターも奏功し「ノーミス」と自ら納得した。 特に、6番(パー5)ではフェアウエーから残り247ヤードの第2打をピン左3メートルにつけてイーグルを取り、ショット、パッティングともにかみ合ったゴルフを披露し、「一気に勢いが付いた」。終わってみれば2位に3打差がついた。 賞金王だけでなく、尾崎将司も青木功も成し遂げていない「前人未到の(大会)3連勝という目標を設定」(藤田)したが、それさえ難なくクリアできそうな「120点のスタート」である。 それでも、慢心はない。「結果は終わらないと分からない。(初日で)決まったとはみじんも思っていない。確実に第1集団を維持しないといけない」。まずは足元を見つめた。
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