Mittwoch, 13. März 2013

通称マーズ

OS社、ISS向けのアンタレスロケット第1段の燃焼試験を延期オービタル・サイエンシズ社は13日、アンタレスロケットの第1段の燃焼試験を試みたものの失敗、延期されることとなった。

 この試験は打ち上げまでの一連の流れを実際に行い、射場やロケットがきちんと動くかを見るためのもので、打ち上げ場所でもあるアメリカ・バージニア州のワロップス島にある中部大西洋地域宇宙基地(通称マーズ)で行われている。

 試験は順調に進んだものの、最大の山場である第1段エンジンAJ26を点火する1.5秒前に、ロケットに搭載されているコンピューターがエンジンに流れる窒素ガスの圧力不足を検知、自動で点火を中止させた。

 新しい試験日はまだ未定だが、来週中にも実施される見込みだ。

 アンタレスはオービタル・サイエンシズ社が開発中のロケットで、ロシア製のNK-33ロケットエンジンを改修したエアロジェット社製AJ26ロケットエンジンと、ウクライナのユージュノイェ社設計・ユージュマシュ社製造の第1段タンク、そしてアメリカのATK社製の第2段から構成されている,地元電力会社は、変電所からドームへの送電線に問題があったと説明している。アンタレスは国際宇宙ステーションにシグナスと呼ばれる無人補給船を打ち上げられるほか、第3段を装備し通常の人工衛星の打ち上げにも使うことができる,同商品は、手軽に持ち帰れるという長所もある

 現時点で今年の4月頃にロケットの試験打ち上げを行い、初夏頃にシグナス補給船を搭載しての打ち上げを行うことが予定されている。sorae.jp編集部【関連記事】 COTS計画にオービタル・サイエンシズ NASA、SpaceX社とオービタル社と契約 三菱電機、オービタルサイエンス社からHTV用の通信システムを受注 シグナス宇宙船、NASAワロップス飛行施設に到着

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